「塩に関する迷信」の感想
塩に関する迷信
しおにかんするめいしん
初出:「人類學雜誌 第貳拾八卷第八號」1912(大正元)年8月10日

南方熊楠

分量:約2
書き出し:佛領西亞非利加のロアンゴの民、以前信ぜしは、其地の術士人を殺し咒して其魂を使ふに日々鹽入れず調へたる食を供ふ。魂に鹽を近くれば、忽ち其形を現じて其仇に追隨すれば也と(Ogilby,‘Africa,’ ap. Astley,‘Voyages and Travels,’ 1846, vol. ※, p. 230)。本邦にも、何の譯と知らぬが、命日に死者に供ふる飯を鹽氣なき土鍋もて炊ぐ。和國小姓氣質卷五...
更新日: 2020/11/02
19双之川喜41さんの感想

 塩忌みの 背景には 塩は貴重品であり 入手し難かったことがあるかもしれない。 仏前の 供え飯は 抹香臭くなってしまうので 塩をふんだんに使うのは 勿体ないとは 思うだろう。