「汽船の中の父と子」の感想
汽船の中の父と子
きせんのなかのちちとこ
初出:「赤い鳥」1924(大正13)年9月

小川未明

分量:約17
書き出し:古《ふる》い、小形《こがた》の汽船《きせん》に乗《の》って、海《うみ》の上《うえ》をどこということなく、東《ひがし》に、西《にし》に、さすらいながら、珍《めずら》しい石《いし》や、貝《かい》がらなどを探《さが》していた父子《おやこ》の二人《ふたり》がありました。あるときは、北《きた》の寒《さむ》いところで、名《な》もない小《ちい》さな島《しま》に上《あ》がって、珍《めずら》しい青《あお》い石《いし...
更新日: 2021/03/24
19双之川喜41さんの感想

 父子で 小さな汽船に乗って 諸国を めぐり歩いている うちに  不思議な オルゴールを 手に入れることができた。 オルゴールの音を聞くと  どこからか アマツバメが集まってきて 鳴き騒ぎ  同時に海が大荒れとなって  二人は すべてのものを失ってしまう。

更新日: 2017/09/11
4d3b2d5643d4さんの感想

何だか好きな作品。 寂しいような何とも言われない感じがしたけれども。