小川未明
父子で 小さな汽船に乗って 諸国を めぐり歩いている うちに 不思議な オルゴールを 手に入れることができた。 オルゴールの音を聞くと どこからか アマツバメが集まってきて 鳴き騒ぎ 同時に海が大荒れとなって 二人は すべてのものを失ってしまう。
何だか好きな作品。 寂しいような何とも言われない感じがしたけれども。