「少女がこなかったら」の感想
少女がこなかったら
しょうじょがこなかったら
小川未明
分量:約10分
書き出し:
寒《さむ》い、暗《くら》い、晩《ばん》であります。風《かぜ》の音《おと》が、さびしく聞《き》かれました。ちょうど、真夜中《まよなか》ごろでありましょう。コロ、コロ、といって、あちらの往来《おうらい》をすぎる車《くるま》の音《おと》が、太郎《たろう》のまくらもとに聞《き》こえてきました。もう、だいぶねあきていましたので、彼《かれ》はふと目《め》をあけて、その車《くるま》の音《おと》に、耳《みみ》をす...
作品詳細
作品を読む
更新日: 2022/02/25
65a3ff5eb87dさんの感想
自分が恐れていたものが尊く優しい人の営みだと知り、恥じることのできる太郎さんもまた優しい子だと思いました。人は人のことを知ることで大人になっていくのだなとしみじみ感じ入りました。
青空文庫ビューア Ad
Icons made by
Freepik
from
www.flaticon.com