「不思議な魚」の感想
不思議な魚
ふしぎなさかな
初出:「キング」1926(大正15)年11月号

室生犀星

分量:約13
書き出し:漁師の子息《むすこ》の李一は、ある秋の日の暮れに町のある都へ書物を買いに出掛けました。李一は作文と数学の本を包んで本屋を出たのは、日の暮れでもまだ明るい内だったのです。その時、反対の町から魚やの盤台のような板の上に、四角なガラス瓶《びん》を置いて、しきりに何か唄いながら行く男を見たのです。その男のあとを町の子供らがぞろぞろ尾《つ》いて歩いていました。「一《いっ》たい、ガラスの箱の中に何が這入《はい...
更新日: 2025/09/02
8eb05d040692さんの感想

童話に近いかなと思いました