「でたらめ経」の感想
でたらめ経
でたらめきょう
初出:「伸びて行く 第六卷第一號」目黒書店、1925(大正14)年1月1日

宇野浩二

分量:約15
書き出し:むかし、あるところに、それはそれは正直なおばあさんが住んでいました。けれども、このおばあさんは子もなければ、孫もないので、ほんとうの一人ぼっちでした。その上、おばあさんの住んでいたところは、さびしい野原の一軒家で、となりの村へ行くのには、高い山の峠を越さねばなりませんでしたし、また別のとなり村へ行くには、大きな川をわたらねばなりませんでした。だから、おばあさんは毎日々々ほとけ様の前に坐って、鉦《か...
更新日: 2019/07/30
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