「生ける銃架」の感想
生ける銃架
いけるじゅうか

――満洲駐屯軍兵卒に――

――まんしゅうちゅうとんぐんへいそつに――初出:「大衆の友 創刊号」1932(昭和7)年2月5日

槙村浩

分量:約11
書き出し:高粱《かうりゃう》の畠《はたけ》を分《わ》けて銃架《じうか》の影《かげ》はけふも続《つゞ》いて行《ゆ》く銃架《じうか》よ、お前《まへ》はおれの心臓《しんざう》に異様《いやう》な戦慄《せんりつ》を与《あた》へる——血《ち》のやうな夕日《ゆふひ》を浴《あ》びてお前《まへ》が黙々《もく/\》と進《すゝ》むときお前《まへ》の影《かげ》は人間《にんげん》の形《かたち》を失《うしな》ひ、お前《まへ》の姿《すが...
更新日: 2023/03/13
ノイジージジーさんの感想

共産主義者の檄文?検閲でところどころ伏せ字になっているが、昭和初期はこの内容でも出版できるほどの自由がまだあったらしい。