「サラダの謎」の感想
サラダの謎
サラダのなぞ
初出:「あまカラ」1960(昭和35)年1月5日

中谷宇吉郎

分量:約7
書き出し:私はごく普通のフランス風のサラダが好きである。レタスとトマトを、酢とオリーブ油でドレスしただけの簡単なサラダのことである。洋食は、一般にいってあまり好かないが、このサラダだけは例外で、食卓に出ていると、つい先に手が出る。ものの好き嫌いなどというものは、たいてい子供の頃か、せいぜい二十代までの生活環境できまるものらしい。私がこのサラダを好きになったのは、若い頃、もう三十年も昔のことであるが、ロンドン...
更新日: 2020/10/02
732e0e279cd7さんの感想

レタスサラダが食べたくなりました。

更新日: 2017/05/28
b21c5725255cさんの感想

可愛い先生ですな笑

更新日: 2016/08/19
2ae781e1191fさんの感想

今では、何の心配もせずにパリパリ食べられるレタス。 昭和初期に生きる人にとって、それは非日常で驚くことだった。 そういう時代があるから、今があるんだなとシミジミ感じた。 あと、サラダの隠し味に、食材とかけ離れてる物のカケラを連想するところが物理学者だなぁと思った。

更新日: 2016/05/27
芦屋のまーちゃんさんの感想

サラダは好きだ。 新鮮なサラダは高い。 でもウマい。 サラダは好きだ。大好きだ! 健康を気にしてサラダを多く食べ始めた。だが、健康を気にするということは、実は不健康極まりないと思う。 1日にビタミンをどのくらいとるか!?少しでも食べるのを忘れたら気になって仕方がない。 サラダは好きだ。 でも、サラダの呪縛からは逃れたい。

更新日: 2015/07/24
2d5da82a7132さんの感想

作者の若い頃と今との比較を織り交ぜたシンプルなエッセイ。サラダひとつの記憶ですが、その頃の食事情や人種差別、家庭の暖かみなど、想像が広がる作品でした。