「立春の卵」の感想
立春の卵
りっしゅんのたまご
初出:「世界」1947(昭和22)年4月1日

中谷宇吉郎

分量:約22
書き出し:立春の時に卵が立つという話は、近来にない愉快な話であった。二月六日の各新聞は、写真入りで大々的にこの新発見を報道している。もちろんこれは或《あ》る意味では全紙面を割《さ》いてもいいくらいの大事件なのである。昔から「コロンブスの卵」という諺《ことわざ》があるくらいで、世界的の問題であったのが、この日に解決されたわけである。というよりも、立春の時刻に卵が立つというのがもし本統ならば、地球の廻転《かいて...
更新日: 2022/03/02
8702fcaf2228さんの感想

奥さんへの態度に、初めてこの年代の人らしい気風が見えたな、、(笑)