地の文は 終わりころに出てくるだけで ほとんど全編が 会話体から成り立っているので 浮揚感 と言うか 何とも 不思議な感覚にとらわれる。 犀星は 「赤い風船」という映画から 触発されて 創作したと あとがきのようなもので 書いている。 だから ふわふわ感が あるのかなと感じた。
会話文のみで進行 老作家と人に化ける無邪気な金魚 他の金魚と子どもをつくりおじさまの子にする、と言うものの物語でそれが描かれることは無い 後書きにて作者が実際に飼っていた金魚の死を知らされるのが少し物悲しい ところで読了記録を残したいだけなのだがこの感想って非公開設定に出来ないのかとかいくつ書いてもログは残るのかとかが分からん