「古盃」の感想
古盃
こはい

萩原朔太郎

分量:約1
書き出し:小人若うて道に倦《う》んじ走りて隱者を得しが如く今われ山路の歸さ來つつ木蔭に形《かた》よき汝をえたり。表面《おもて》は蛟龍雲を吐《は》いて神有《じんう》の祕密をそめて見るや裏面《うら》には伶人|額《ぬか》をたれて物思《ものも》ひ煩ふなよび姿才華悧悧たる眼《まな》ざしには工匠《たくみ》が怨《うら》みもこもりけんよ。こは君|逸品《いつぴん》古色ありと抱いて歸れば有情なりや味よきしづくの淺紫《せんし》な...
更新日: 2020/05/16
dc7ac445de87さんの感想

表面~あたりは古盃の見た目ですかね。素敵な器だなと思いました。