「都会と田舎」の感想
都会と田舎
とかいといなか

萩原朔太郎

分量:約4
書き出し:ひとり私のかんがへてゐることは、もえあがるやうな大東京の夜景です、かかるすばらしい都會に住んでゐる人たちは、さかんなもりあがる群集をして、いつも磨かれたる大街道で押しあひ、入りこみたる建築と建築との家竝のあひだにすべりこむ、そこにはさびしい裏町の通りがあり、ゆがんだ酒場《バアー》の軒がごたごたと混みあつてゐる、だぶだぶとながれる不潔な掘割、煤煙ですすぼけたその附近の悲しい空氣、そしてせまくるしい往...
更新日: 2019/12/22
いちにいさんの感想

どいなかにすんでたら、まだ見ぬ都会に憧れるんだろうな、と思うよ。