「トヨタ自動車一周年を迎へて」の感想
トヨタ自動車一周年を迎へて
トヨタじどうしゃいっしゅうねんをむかえて
初出:「トヨタニュース 第十号」1936(昭和11)年11月21日

豊田喜一郎

分量:約3
書き出し:トヨタ自動車一周年を迎へて豊田喜一郎昨年[一九三五年]十一月二十一日にトヨタ自動車が始めて形となつて皆樣の前に表はれたのでございますが、當時、私はノツピキならぬ用事のため、滿洲に旅行して居りました。廿一日東京より長文の電報を受取つた時は實に感慨無量でありました。それから既に一年の星霜を過した今日、再び同じ樣な感に打たれる次第です。トヨタ自動車が漸く市場に顏を見せる樣になりました。此の自動車が今日茲...
更新日: 2016/07/06
芦屋のまーちゃんさんの感想

世界のトヨタも最初は織機→自動車という新規事業。 周囲の誰もが反対した無謀なビジネスモデル。 喜一郎氏の決断カの凄さ。 先見力、未来を想像できる創造力。 経営者、リーダーという人物のあるべき姿が短き文の中に満ち溢れている。