ディードリッヒ・ニッカボッカーの遺稿
アーヴィングワシントン
男の人当たりの良い性格は 口やかましい悪妻が 作り上げたとも言えるけど その男は 妻に特に感謝するわけではない。ある時 山の中で酔いつぶれてしまい 目が覚めると 数十年間も 寝過ごしたことになっていた。昔住んでいた場所を 訪れてみると 妻 は だいぶ前に 死んでいたので 男は幸せな気持ちになった。 今浦島物語であり オランダ人の 生活ぶりの描写が 目を惹く。