「リップ・ヴァン・ウィンクル」の感想
リップ・ヴァン・ウィンクル
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ディードリッヒ・ニッカボッカーの遺稿

ディードリッヒ・ニッカボッカーのいこう

アーヴィングワシントン

分量:約48
書き出し:水曜日《ウェンズデイ》の名が由来した、サクソン人の神ウォーデンに誓って言う。真理をこそ、わたしは常に守ろう、おくつきに入るその日まで。——カートライト〔この物語は、ニューヨークの一老紳士、故ディードリッヒ・ニッカボッカー氏の記録のなかに発見されたものである。彼はこの地方のオランダ人の歴史や、その初期の移民の子孫たちの風習に、たいへん興味をもっていた。しかし、彼の歴史の研究は、文献をさぐるよりも、む...
更新日: 2019/12/04
19双之川喜41さんの感想

 男の人当たりの良い性格は 口やかましい悪妻が 作り上げたとも言えるけど その男は 妻に特に感謝するわけではない。ある時 山の中で酔いつぶれてしまい 目が覚めると 数十年間も 寝過ごしたことになっていた。昔住んでいた場所を 訪れてみると 妻 は だいぶ前に 死んでいたので  男は幸せな気持ちになった。 今浦島物語であり オランダ人の 生活ぶりの描写が 目を惹く。