「東洋文化、東洋思想、東洋史」の感想
東洋文化、東洋思想、東洋史
とうようぶんか、とうようしそう、とうようし
初出:「歴史教育 六ノ八」歴史教育研究会、1931(昭和6)年11月

津田左右吉

分量:約25
書き出し:東洋文化とか東洋思想とかいう語が西洋文化または西洋思想と対立する意味において一部の人士に用いられるのは、かなり久しい前からのことであって、日本人の文化、日本人の思想がやはりその東洋のであり、従ってそれが西洋のに対立するものの如く説かれるのである。これには国際関係における西洋の国々の勢力に対抗する意味での東洋主義とか亜細亜主義とかいうものとも或る程度の関聯があるように見うけられるが、その根本は日本人...
更新日: 2017/07/24
b9ef941530ccさんの感想

津田左右吉の東洋文化、東洋思想、東洋史は、シナとインドは全く別物。思想や生活、価値観、文化交渉も全くない。シナはインドから仏教を受け入れたが、実態は生活にはほとんど溶け込んでいない。インドhはシナから何ら負うものは無かった。ペルシアや西方と盛んに緊密に接触してきた。シナとインドも含めて東洋と言うのはおかしい。日本は古代文化にシナに負うところが有ったが、その後平安、鎌倉、室町、江戸時代独自に文化を発展して、西洋に比肩する文化を発展してきた。東洋とはおかしい。