本編は 主人公-太田の 懺悔なので 「舞姫」と言う 題名は おかしいと 著者(石橋 忍月)は 森 鴎外に 噛み付く。今の時代は ヒット作の 題名に対して 異を唱えるような ことは 色々と 忖度が働くので ほぼないと 言えよう。健全な 時代だったようで 羨ましいとも思える。最後に 持ち上げるのは 噛み付いて ごめんなさいと いうことかも知れない。これを 腰砕けと 言ったりする。
鴎外大先生に 噛み付くのだから もはや この業界では 食っていけなくなることを覚悟して 恋と功名を 天秤にかけた 主人公を糾弾するけど 終端になると 今年の 目覚まし い作者は 鴎外と 露伴であると 鉾先を収めてしまう。 他にも 鴎外の 誤訳について 匿名で 指摘した 大学教授がおり 鴎外を 少なからず 立腹 させたと言う 話も あるらしい。
いい評論