日本の伝説（柳田国男）の感想 - 青空文庫作品の感想 -

「日本の伝説」の感想

日本の伝説

にほんのでんせつ

初出：「日本神話伝説集」日本児童文庫、アルス、1929（昭和4）年5月

柳田国男

分量：約283分

書き出し:再び世に送る言葉日本は伝説の驚くほど多い国であります。以前はそれをよく覚えていて、話して聴かせようとする人がどの土地にも、五人も十人も有りました。ただ近頃は他に色々の新に考えなければならぬことが始まって、よろこんで斯《こ》ういう話を聴く者が少なくなった為に、次第に思い出す折が無く、忘れたりまちがえたりして行くのであります。私はそれを惜むの余り、先ず読書のすきな若い人たちの為に、この本を書いて見まし...

更新日: 2020/11/02

19双之川喜41さんの感想

　日本程　小さな子を可愛がる国はないとある。あたっていると思う。子供が　つらい畑仕事を　やらされていると　地蔵様が身代りで　手伝いをしてくれたという。泥まみれの足跡が　点々と続いていたので　それとしれた。索引あり。

更新日: 2016/08/20

fd6aed991662さんの感想

とても楽しく読ませていただきました。古き良き日本の、囲炉裏端で年寄りの話を目を輝かせて聞いている子供たちの姿が見えるようです