雙喜 縁女というのは 生まれながらに 妖怪変化に 嫁ぐ 運命にある女のことを 言うらしい。見目 好い娘が 桑の木の 根本に 草履を脱ぎ捨てたまま 行方知れずと なった。通りかかった 旅の行者に 因ると 泣きつくと 北に 三十里離れた 閉伊(へい)川の 岸の 腹帶(はらたい)というところにある 淵に 住むという。このての 伝承話しは 枚挙に いとまがないらしく 各地に 変形の 話しがあるという。縁男というのも あるのか ふと気になった。05:54
著者は “きぜん”とお読みするのだが なぜ“きよし”と書かれてしまったのか、一番の謎だ 山の神の日、は今もあるな