「理科教育の根底」の感想
理科教育の根底
りかきょういくのこんてい
初出:「東亜の光 13巻11号」1918(大正7)年11月

丘浅次郎

分量:約15
書き出し:一近頃は理科奨励の声がすこぶる高い。りっぱな理化学研究所が新設せられ、理科や医科の研究者には補助金が与えられ、地方の中学校、師範学校における物理化学の設備を完全にするために何十万円かの金が支出せられた。また理科教育研究会という新しい会ができて「理科教育」と題する特殊の雑誌までが発行せられるに至った。明治維新以来五十年の間、ほとんどかえりみられなかった理科教育が今日急にかく流行し出したのは何故である...
更新日: 2021/02/01
19双之川喜41さんの感想

 あの有名な理研が出てきたのには 驚いた。 教育を憂う先人の存在は 大きな其磧だと思う。 大きな賞を手にしないとしても 後世に種を撒いた。 敬意を表する。