「御国のために」の感想
御国のために
おくにのために
根岸正吉
分量:約1分
書き出し:
歩いて帰れ、歩いて帰れ、忠君愛国者よ。東京から故郷まで一百三十里お前は稼いだ、働いた。熱心に着実に、ほめらるる迄、海軍将校なる主人のために。主婦のために。男爵家のために。お前は徴兵検査のために帰郷する、その旅費をもたぬ。御国の為だ。国民の義務だ。歩いて帰れ、歩いて帰れ忠君愛国者よ東京から故郷まで一百三十里。(発表誌不詳『どん底で歌う』を底本)底本:「日本プロレタリア文学集・38プロレタリア詩集(一...
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歌が聞こえてきそうです。そして、「御国のために」って一体何なんだろうなと感じました。
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