「御国のために」の感想
御国のために
おくにのために

根岸正吉

分量:約1
書き出し:歩いて帰れ、歩いて帰れ、忠君愛国者よ。東京から故郷まで一百三十里お前は稼いだ、働いた。熱心に着実に、ほめらるる迄、海軍将校なる主人のために。主婦のために。男爵家のために。お前は徴兵検査のために帰郷する、その旅費をもたぬ。御国の為だ。国民の義務だ。歩いて帰れ、歩いて帰れ忠君愛国者よ東京から故郷まで一百三十里。(発表誌不詳『どん底で歌う』を底本)底本:「日本プロレタリア文学集・38プロレタリア詩集(一...
更新日: 2015/09/19
c7b0657c2baaさんの感想

誰かから、名を持たぬ″お前″へ

更新日: 2015/08/23
イリュージョン亭チェリスさんの感想

歩いて帰れ…

更新日: 2015/08/16
兎に角さんの感想

歌が聞こえてきそうです。そして、「御国のために」って一体何なんだろうなと感じました。