「二笑亭綺譚」の感想
二笑亭綺譚
にしょうていきたん

02 跋

02 ばつ初出:「二笑亭綺譚」昭森社、1939(昭和14)年

柳宗悦

分量:約5
書き出し:二笑亭綺譚跋柳宗悦■式場君には色々の著書がある。其の中で一番式場君の本分がよく現れているのは、此の一書であると思う。他の著作に比して寧ろ短い一篇ではあるが、始めから終りまで材料がよくこなされていて、定めし著者にとっても会心の一書ではないかと思う。嘗て出た画家ゴオホ伝も大著であるが、それは今迄世に出た多くの評論の集大成であった。併し此の著書は凡て式場君自身のもので、謂わば創作的価値に於て更に優れたも...
更新日: 2021/03/13
19双之川喜41さんの感想

 二笑亭ときたら  噺家だと思う人が  ほとんどだと思うけど  実は 世にも奇妙な 建築物のことで 天才の 中に 狂気が宿り  狂気の中に 天才が潜むことを 芸術家と心理学者が  解きほぐしてくれる。