「極めて家庭的に」の感想
極めて家庭的に
きわめてかていてきに
初出:「詩人」1936(昭和11)年2月号

木村好子

分量:約1
書き出し:すそを吹き上げる北風は凍りおおいのない、野天の井戸洗い物をしぼる手はまっ赤お前は温順お前は過去の女ぱっと冷いしぶきがとびかかる私は空を仰いだくらくらと瞼をおおうおもい冬空生活はつづく新しいものと古いものがごっちゃになってどんでんがえり新しいモラルの前では或る女たちが特権を以て針を折りひしゃくを投げすて昨日のくびきをふりほどくそこには栓をひねればお湯がとび出す手をよごさずとも夫に清潔なカラーをつけさ...
更新日: 2015/11/10
4c60046db05eさんの感想

言葉数少ない中に生活の厳しさとそれでも生きる強さが見える。女性の社会進出がうたわれる今、私達はどう見るべきか。

更新日: 2015/10/25
2d5da82a7132さんの感想

時代背景とかよくわかりませんが、まぁ、女性も志高く生きよ!ってことでしょうか?