「メーデーを待つ」の感想
メーデーを待つ
メーデーをまつ
初出:「働く婦人」1932(昭和7)年5月号

木村好子

分量:約1
書き出し:うす暗い長屋のすみで、毎日、私と坊やは糊まみれ、糊にまみれてせっせと渋団扇《しぶうちわ》を張るけれど戦争にあなたを奪われた私の生活張っても張っても追っつかない苦しい暮しの真ただ中で——おお早や五月闘いのメーデーが来る!おお戦争と白テロの渦巻く中今年のメーデーはどんなにすごかろうそれにつけても忘れられぬあなた!去年、あのだらしない葬式《とむらい》行列に組合の人達と一緒に割り込みの先陣をうけもったあな...
更新日: 2015/10/26
a5ac6a3c331fさんの感想

長年の闘いの苦労は 報われただろうか。兵役か、遠くへ行っている夫は その後 帰ってこれただろうか。 作者のことを知らなかったので いろいろ知りたくなりました。