「『姥捨』あとがき」の感想
『姥捨』あとがき
『うばすて』あとがき
初出:「姥捨」ポリゴン書房、1947(昭和22)年6月10日

太宰治

分量:約1
書き出し:所收——「葉」「列車」「I can speak」「姥捨」「東京八景」「みみづく通信」「佐渡」「たづねびと」「千代女」この短篇集を通讀なさつたら、私の過去の生活が、どんなものであつたか、だいたい御推察できるやうな、そのやうな意圖を以て編んでみた。ひどい生活であつたが、しかし、いまの生活だつてひどいのである。さうして、これから、さらにひどい事になりさうな豫感さへあるのである。卷末の「千代女」は、私の生...
更新日: 2021/06/16
19双之川喜41さんの感想

 過去の生活が 推察できるという。 これからも 今も 昔も ひどい生活だそうで 唸るしかないと感じた。