「ユモレスク」の感想
ユモレスク
ユモレスク
初出:「オール讀物」文藝春秋、1948(昭和23)年3月号

久生十蘭

分量:約26
書き出し:一出かける時間になったが、やすが来ない。離室《はなれ》になっている奥の居間へ行ってみると、竹の葉影のゆらぐ半月窓のそばに、二月堂《にがつどう》が出ているだけで、あるじはいなかった。壁際に坐って待っているうちに、六十一になるやすが、息子の伊作《いさく》に逢いに一人でトコトコ巴里までやってきた十年前のことを思い出した。滋子《しげこ》は夫の克彦《かつひこ》と白耳義《ベルギー》にいたが、十二月もおしつまっ...
更新日: 2023/01/05
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相関関係を踏まえた上で時系列を追っていくと何か辻褄が合わないような感じがしてくる。僕の読みの誤りと片付けるが、モヤモヤしたものが残った。