「金の輪」の感想
金の輪
きんのわ
初出:「読売新聞」1919(大正8)年1月21日~23日

小川未明

分量:約4
書き出し:一太郎は長いあいだ、病気《びょうき》でふしていましたが、ようやく床《とこ》からはなれて出られるようになりました。けれどまだ三月の末で、朝と晩には寒いことがありました。だから、日のあたっているときには、外へ出てもさしつかえなかったけれど、晩がたになると早く家へはいるように、おかあさんからいいきかされていました。まだ、さくらの花も、ももの花も咲くには早うございましたけれど、うめだけが、かきねのきわに咲...
更新日: 2019/10/14
19双之川喜41さんの感想

 二日も続けて 金の輪を回している少年に 偶然 であった 病弱な太郎は 不思議な少年から 輪を借りて 共に 野原を 駆け巡りたいと 願っていたけど 七歳にして 世を去る。 金の輪は 日輪のようでもあり 心に残ると感じた。