山中貞雄
フイルムが残っていないのが残念。このシナリオを手掛かりに頭の中で映像を構築する。人情のあつい一篇に仕上がった。若かりし頃の黒川弥太郎は石松としてはシャンとしすぎているし、吃りも無いのでイメージが沸かない。戦前の石松に対するパブリック・イメージはこんな感じだったのかな!