「エタと非人と普通人」の感想
エタと非人と普通人
エタとひにんとふつうじん
初出:「民族と歴史 第二巻第一号 特殊部落研究」1919(大正8)年7月

喜田貞吉

分量:約7
書き出し:踏み出しの方向如何によって、一歩の差は遂に千里の差となる。称号廃止以前のエタの状態を見るに慣れたものは、所謂エタと普通人との間には、まるで人種がでも違ったものの如く考えたのも無理からぬ程に、彼此の地位に懸隔が設けられていた。しかしその中間に非人というものを置いて、さらにその所謂非人の古えを考えてみたならば、その間何ら区別のないものたる事は、容易に理会せらるべきものである。エタと云い、夙《しゅく》と...
更新日: 2016/11/25
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