「魔性の女」の感想
魔性の女
ましょうのおんな
初出:「マスコット 一巻七号」1949(昭和24)年9月号

大倉燁子

分量:約25
書き出し:一会社を退出した時には桃子にも連れがあったので、本庄とは別々の電車に乗ったが、S駅を降りると、彼はもう先に着いて待っていた。二人は腕を組んで夕闇の迫った街を二三町も歩くと、焼け残った屋敷街の大きな一つの門の前に立ち止った。桃子は眼を丸るくして、門冠りの松の枝を見上げ、「あんた、このおやしき?」「うん。素晴らしいだろう?会社への往きかえりに毎日前を通っていてね、いい家だなあと想っていたんだ。今朝、出...
更新日: 2020/10/05
499e3b0a4ae8さんの感想

ラスト、胸を貫いて自死かと予想したが、違った…。 なんだかオチが弱い気がするけど 状景を脳内で思い浮かべられなかっただけかな。 映像や音声で映える作品かもしれない。

更新日: 2017/05/17
f152cd8a3cdfさんの感想

「世にも奇妙な物語」に出てくる話みたい