「小ざかな干物の味」の感想
小ざかな干物の味
こざかなひもののあじ
北大路魯山人
分量:約5分
書き出し:
干ものの美味いのに当ったよろこびは格別である。ことに中干しとか、生乾しとか言った類いの最上物に当るうれしさは、筆に尽しがたい。東京近くで言うと、熱海の干ものがなかなか評判だ。もともと熱海の漁場に揚がるあじ・いか・かれい・あまだいなど、さかなの種類も相当のものだが、干上がりの条件として、もってこいの浜風と気温に恵まれている点が、味をよくする最大原因となっているらしい。干ものの完成、これには気温と浜風...
作品詳細
作品を読む
更新日: 2016/05/03
ce778622f8c3さんの感想
時代変われど、熱海、網代変わらず。
青空文庫ビューア Ad
Icons made by
Freepik
from
www.flaticon.com