北大路魯山人
大変有名な、魯山人が山葵醤油で鴨を食べる話し。 個人的に肝要であると思ったのは、この食べ方が旨いとか不味いとかそんなことではない。 魯山人は、日本人に日本人としての誇りをもて、と言っているように思う。国の在り方は、自分の成り立ちに対して、否応なく影響を与える。その国の文化にまみれて、人は育つからだ。それを自覚することで初めて、人は他の文化と交わることができるのではないだろうか。 そんなことを、考えさせられた。