――美の認識について――
北大路魯山人
まさに、書字を手習うための要を魯山人が思うままに纏めた書です。 思うがままに、好きなナリをした字を、自由なように書す、文章とした時に繋がっていたほうが気持ち良ければ流すように繋げて書き、切ったほうが好ければ離して書く。綺麗な字を書こう、着飾った書にしようと思わないこと。中途半端に引用しますが、練習は大事だが、百遍書いて、百遍同じ書ができるような練習はダメ、ということで。字が下手だからと書くことを避けていた自分が少し恥ずかしくなりました。