「青年よ師を無数に択べ」の感想
青年よ師を無数に択べ
せいねんよしをむすうにえらべ

北大路魯山人

分量:約2
書き出し:美術面に於て、現存者から師を仰ぐことはなかなかむつかしい。先輩はあつても其の人が、何等かに偏し、且つ其道の一つに囚はれてゐるからである。之等の一人二人を師と仰ぎ只管教へを乞ふとせば、必ず後日悔を遺さねばならない。例へば、画青年が梅原、安井を択ぶとせよ、又、古径、靫彦に師事したとせよ、何れを択んだとしても、真の自由は失なはれ視野はせばまつてゆく。謂ふ所の自由と自然なるものを見捨てねばならない羽目に堕...
更新日: 2021/04/08
44ca0fecb3eaさんの感想

現代の「先生」と呼ばれている人達からも学べることはあると思うが、そういう人達が学んできたであろう、それよりももっと歴史ある過去の先人たちを学ばない事には、上っ面の学びとなる事は理解出来る。 長い時間(歴史)をかけても名前が遺っているということは、それ相応の何かが必ずある。 その何かをきちんと学んでいこうとする姿勢は大事であると感じた。

更新日: 2020/03/05
e24af20d8af2さんの感想

あっという間に読める。 ある程度の年月を超えてきた物を師とするべし、との事でした。