「お小姓児太郎」の感想
お小姓児太郎
おこしょうこたろう

室生犀星

分量:約19
書き出し:一髪結《かみゆい》弥吉は、朝のうちのお呼びで、明るい下り屋敷の詰所で、稚児《ちご》小姓児太郎の朝髪のみだれを撫《な》でつけていた。快よい髪弄《かみいじ》りで睡《ね》不足の疲れが出て、うとうとと折柄|膝《ひざ》がしらを暖める日ざしに誘われながら、い睡《ねむ》りをつづけていた。頸《くび》すじが女のように白くたわわになり、梳《す》き手の揺れをつたえるごとに、弥吉の手ごたえを重くした。弥吉は、飽かずそれを...
更新日: 2015/12/10
f399740ccaf4さんの感想

サディストで美形の児太郎と髪結弥吉によるBL小説です。暴力表現があります。