正宗白鳥
大正5年の作品だが、10代で結婚の話、又親戚づきあいの濃い事等が時代の違いを感じさせる。
祖母は 使命感に燃えて 孫三人の 面倒を 見始めたのは よいけど 孫娘に 男ができて 騒ぎとなる。 孫から引き離されて しまうのが 祖母の最大の懸念で 細かい明細書を作ったりして 誠心誠意 育てているということ を 示したりする。 高齢者の心理が よく 書き込まれていると感じた。