「私の青年時代」の感想
私の青年時代
わたしのせいねんじだい
初出:「社会人」1963(昭和38)年4月号

山之口貘

分量:約19
書き出し:人間は、生れてしばらくの間を赤ん坊と言われ、そのうちに幼年、少年、青年、壮年、老年という順を経て、墓場に永住することになるわけである。このなかで人間にとって一番の人気ある年代は青年時代のようで、青春と呼ばれているのがその時代なのである。幼年や少年にとっては、憧れの的であり、壮年や老年にとっては、またとかえるすべのない思い出なつかしい時代として、どの世代の人間からも、愛され拍手を浴びているのが青春時...
更新日: 2023/03/24
cbeb8d424306さんの感想

正直に飾らない体験が綴られているのに感心します。詩人の誤魔化しのない心情に触れ、人を惹き付ける人柄に感じ入りました。 若い頃の苦い体験は誰にもあります、人生の肥やしだと思いたい。 人に優劣はなく誠実、思いやり、尊重、共存、これらの資質が大切な気がします。

更新日: 2017/10/08
芦屋のまーちゃんさんの感想

こんなにおもしろくない青春記も珍しい (作者が琉球人だからではない)