「花より団子」の感想
花より団子
はなよりだんご

正宗白鳥

分量:約7
書き出し:洗足池畔の私の家の向ひは、東京近郊の桜の名所である。私は、終戦の前年軽井沢に疎開して以来十数年間、毎月一度は必ず上京してゐたが、盛りの短い桜時には、一度も来合せたことはなかつた。この頃、こゝに居を定めることになつたので、久振りに花の盛りを朝夕たつぷり見ることが出来た。急速に温くなつたので、見る/\咲揃ふやうになつた。「細雪」のなかの或女性は、花のなかでは何が好きかと訊かれて、「それは桜やわ」と答へ...
更新日: 2019/11/05
19双之川喜41さんの感想

 「花見の記」を書くように 先生から言われたけど  書くことがないから  白紙で出したら  「団子の記」でも いいと言われたので  桜の木に 串刺しの団子が実っていると 書いたら 褒められた。 その原体験のせいか  長じて 文章家となるので  先生も 生徒も  洒落たものだと感じた。