「私の見た大学」の感想
私の見た大学
わたしのみただいがく
初出:「三田新聞 第三七〇号」1937(昭和12)年5月

戸坂潤

分量:約5
書き出し:私の見た大学戸坂潤私小説というものがあって、その評判は好悪相半ばしているようだが、それは私という自分であるものにしか判らない小説、自分だけが面白がるための小説、を意味する心算ではないらしい。それで私論というのも、自分にしか通用しない論文という意味ではあるまい。もっとも私語というものもあって之は自分だけに聞えるもので、他人に聞えては悪いものであるが、印刷にする私論が、他人の眼に触れて悪いという筈はな...
更新日: 2018/06/04
f3902c5c5bb3さんの感想

戦前の大学についての私論を語っているのですが、前置きが長いのと、自身の知見のなさから内容がいまいち伝わってきませんでした。 大学の技術教育的な部分を認めつつも、主張や思想教育が足りてないということでしょうか。