立原道造
渦中にいる人にとっては やきもきの 連続であるけど 過ぎてしまうと ただただ 甘酸っぱい追憶の 種となる。硬貨の 表裏のように 背中合わせの 気持ちに 翻弄されるという表現が 印象的であると 想った。
これは、つらい失恋ではありますが、瑞々しく、美しいです。表現でしょうか。
ともすれば、つれーなあ…の一言で終わる感情をこんな繊細に描ける力に脱帽です。
恋とはそういうものだ
淡い恋の期待が薄皮の様に繊細に描かれていました。泣きたくなるような。思い出なのに胸を締め付けてくるような絶妙な表現でした。