片山広子
母子家庭の ジェミイは 母親思いで 母のために 懸命に働く。 ある時 妖精の 城に忍び込んで 若い女性をさらいに 空飛ぶ馬車に乗って みんなで出かけ 首尾よく 若く 美しい女性を 手に入れた。 伝承を下敷きにした童話で 妖精といえども 何とも 人間的に 描かれていて 面白いと感じた。