「彼女の周囲」の感想
彼女の周囲
かのじょのしゅうい
初出:「婦人の國 第一卷第三號」新潮社、1925(大正14)年7月1日

徳田秋声

分量:約25
書き出し:彼女《かのぢよ》の姉《あね》だといふ人《ひと》が、或《あ》る日《ひ》突然《とつぜん》竹村《たけむら》を訪《たづ》ねて来《き》た。竹村《たけむら》には思《おも》ひがけない事《こと》であつたが、しかし彼女《かのぢよ》に若《も》し姉《あね》とか兄《あに》とかいふ近親《きんしん》の人《ひと》があるなら、その誰《たれ》かゞ彼《かれ》を訪《たづ》ねてくるのに不思議《ふしぎ》はない筈《はず》であつた。それほど「...
更新日: 2022/02/14
阿波のケンさん36さんの感想

妻に暴力をふるう友人の作家に妻やその姉が主人公に相談していた。当の作家が3年の洋行を1年程度で帰国、その後は暴力も止まったのか殆どの音沙汰もないという。何か尻切れトンボな作品だ。