「女流作家」の感想
女流作家
じょりゅうさっか
初出:「新潮 第二十四年第四号」1927(昭和2)年4月1日

徳田秋声

分量:約18
書き出し:昨夜同伴《つれ》が二人できて、栄子は或る日本ものゝ映画の試写を見に行きに、小森をも誘つた。その招待券の小森へも来たのは、つひ二三日前のことで、彼は栄子が工合のわるい体を悲観してゐるので、仕事が一つ片づいたところで、何うせ詰らないとは知りながら、舞踊好きな彼女を観劇に誘つて、それだけでも見ようとおもつて家を出たのであつたが、その間ぎわに其招待券を手にしたのであつた。悦んで仕度をして栄子は下宿へ帰つて...
更新日: 2025/01/06
65c8aadc88adさんの感想

之川喜 猫が  捕まえて来た  ねづみを  飼い主のところに  くわえてきて 見せびらかすような 文章と 思ってしまった。秋声が 漱石大先生の 墨付きの 女作家と よいなかになり 彼女と 高踏的な 会話を 交わし まんざらでもないような 得意げな 雰囲気である。それがどうしたと 思ったら負けで 慎んで慶賀にたえないと 思って やらなければ いけないらしい。会話が 途切れると 隅々まで まさぐりあう 文学作品のためには 全日制で 夜も 昼も 精進しなければ いけないのである。彼には 世界に誇る 最高傑作が のこされているわけではないのが かたすかし というか 精力善用 すれば 良かったのかもしれないと 感じた。06:19 西方 雲 低く 雲か 不二か 呉か 越か。

更新日: 2021/12/01
b8777f6c9c1eさんの感想

途中で間違ったり、周りに不義理をしたとしても、信念を貫いて生きる人は、誰かが気にして心配してくれる。だから全てを許してやれとは言わないけれど、周りを気にして上手くやるより、意外にこちらの方が魅力的な気がするなぁ。

更新日: 2021/11/23
阿波のケンさん36さんの感想

人名がほとんどイニシャルで書かれていて一般人特に世代が違う人には理解できないな。