自分のおつむにとってはかなり難解であったけども価値の基準は特定の或る時代の歴史によって結論付けられることは理解できたしその当時の日本における文学という概念にそもそもの曖昧さがあるというのは_自分自身は今においても曖昧だと思うが_理解できた。ただ、文学は鏡である。文芸はある時代のその環境の歴史、文化、社会を表したものであるというのは些か誇張しすぎな気がする。文芸はその作成者の個人、集団に関わらず主観に依るのだからそれにどれだけ科学的尺度が当てられていようとも文芸はそれを表すというのは不正確だと思った。文芸は芸術の認識論による尺度が必要なのも文芸の抽象的な世界を具体的に認識するためであるというのもわかった。 おつむが弱いのでどこまで理解できているかわからんけども自分はこう理解したし解釈したかな。