どこかとおくにいきたいと言いながら 人は現実逃避をし続ける ここにいるから幸せでないのだ どこかよそに幸せがあるのだと そんなものはない 何も見ようとしてないだけだ 見たくないなら人知れず死んでしまえばいいのだ
みんな病人さん
ボードレールと永劫回帰の思想は切り離せない。永劫回帰の思想ーーニーチェが打ち出した思想であるーーとは、大雑把に言うと、全ての事象は繰り返す、ということである。ベンヤミンの有名な万華鏡の比喩の通り、この世は、変化し常に正当性をもって我々にその姿を見せてくるが、万華鏡は打ち壊さなければならない。それが、ボードレールの詩に読めるテーマであり、彼が全ての力を擲ったベクトルの一点なのである。病室=テーゼ、虜囚=アンチテーゼの緊迫した関係から生まれる他世界への渇望=ジンテーゼ。この一瞬のひらめきによるジンテーゼこそボードレールが示した万華鏡の打ち壊し方なのである。
人生=病院 病室で ①ベッドを換えたい ②暖炉の方に行きたい ③窓際に行きたい そうすれば、人生の病も治ると信じている 「転居の問題」はボードレールを悩ます どこかにユートピアがあるはずだ 魂よ お前なら知っておるだろう? 残酷な答 この世の外ならどこでもいい 生きてる以上、不治の病いを患っているのが人間だ!!! 治療薬の処方箋? 死あるのみ
自分がいつもこう思っていたことが書かれていた。浅はかな考えに過ぎなかった事に気がついた
ボードレールの文章はいつも叫んでる感じがする 題名かっこいいでしょ!