「ランボオへ」の感想
ランボオへ
ランボオへ

富永太郎

分量:約0
書き出し:※キオスクにランボオ手にはマニラ空は美しいえゝ血はみなパンだ※詩人が御不在になると千家族が一家で軋めくまたおいでになると掟《おきて》に適つたことしかしない※神様があいつを光らして、横にして下さるやうに!それからあれが青や薔薇色のパラソルを見ないやうに!波の中は殉教者でうようよですよ底本:「富永太郎詩集」現代詩文庫、思潮社1975(昭和50)年7月10日初版第1刷1984(昭和59)年10月1日第6...
更新日: 2016/06/25
芦屋のまーちゃんさんの感想

C701ca58f10fさん ありがとうございます。 富永太郎とは何者か? 忘れてはならぬ詩人のようだ。 知らぬ。 どうしても、中原中也の方がメジャーだ。 吸入器のゴム管を自ら抜いて、24才で 死んだようだ。 肺病死。 8才上の夫人との不倫失恋の病も患っていたみたい。 初見で「ランボオへ」という詩の意味が理解できない。 「キオスク」?あの駅にある?おばちゃんからランボーの詩集など買うか? せいぜい文春か東スポやな。 「手にはマニラ」?何のこっちゃ!!! 「ランボオ」=「詩人」=「あいつ」=「あれ」の関係でいいのか? 「パラソル」?何の比喩? 詩は難しい。 ただ、前にも書いたけど、 「明るい文学を!!!」と誰かが叫ぶ気持ちも凡人にはわかる。 失恋ごときで死ぬな!!!ボケっ

更新日: 2016/06/25
c701ca58f10fさんの感想

意味がまったく分からなかったけどなんか面白そうだったので調べてみた。 キオスク➡中東などで発達した庭園の中の簡易建造物。 マニラ➡西アフリカで実物貨幣として使われていた腕輪。 パラソル➡古代エジプトでは権力者の権威を示すために従者が後ろからさしかけるもの。 なんかよく分からないけど、アフリカ放浪したランボオの世界観を出しつつの、権威者よりも俗人よりも詩人がいちばんすばらしい!みたいなランボオ賛歌かな。よくわからないけど。