「暁月夜」の感想
暁月夜
あけづきよ
初出:「都の花 第百一號」金港堂、1893(明治26)年2月19日

樋口一葉

分量:約75
書き出し:第《だい》一|回《くわい》櫻《さくら》の花《はな》に梅《うめ》が香《か》とめて柳《やなぎ》の枝《えだ》にさく姿《すがた》と、聞《き》くばかりも床《ゆか》しきを心《こヽろ》にくき獨《ひと》りずみの噂《うはさ》、たつ名《な》みやび男《を》の心《こヽろ》を動《うご》かして、山《やま》の井《ゐ》のみづに浮岩《あくが》るヽ戀《こひ》もありけり、花櫻《はなざくら》香山家《かやまけ》ときこえしは門表《もんへう》...
更新日: 2021/08/15
19双之川喜41さんの感想

 平易な偽古文の  連綿体である ので 敷居は 驚くほど 低い。 おまけに  総ルビなので  読めない人は  滅多にいないかもしれない。 筋は 勉強盛りの男が 身分を隠して  お屋敷に 庭男として住み込み  令嬢に  遠慮深く 思いを 伝える というものである。 庭男と 令嬢の幼い弟との交流は  活写されていて 味があると感じた。

更新日: 2017/06/27
b9ef941530ccさんの感想

樋口一葉の暁月夜は、これまた古文の授業ですな!