「花ごもり」の感想
花ごもり
はなごもり
初出:其一~其四「文學界 第十四號」文學界社雜誌社、1894(明治27)年2月28日

樋口一葉

分量:約35
書き出し:其一本郷の何處とやら、丸山か片町か、柳さくら垣根つゞきの物しづかなる處に、廣からねども清げに住なしたる宿あり、當主は瀬川與之助とて、こぞの秋山の手の去る法學校を卒業して、今は其處の出版部とやら編輯局とやらに、月給なにほど成るらん、靜かに青雲の曉をまつらしき身の上、五十を過ぎし母のお近と、お新と呼ぶ從妹《いとこ》の與之助には六歳おとりにて十八ばかりにや、おさなきに二親なくなりて哀れの身一つを此處にや...
更新日: 2017/06/30
b9ef941530ccさんの感想

樋口一葉の花ごもりは、與之助という男の恋慕の話。絵を描きたいとか言っている。樋口一葉の文章は現代文学でない。古文そのもので、江戸時代の読物と大差ない。古文法の知識がないと読めないい。全く、国語の授業で明治近代文学女流作家の代表の如く教えるのはおい間違いだ。けしからん。これで終る。バイバイ。