「新古細句銀座通」の感想
新古細句銀座通
しんこざいくれんがのみちすじ
初出:「東京日日新聞」1927(昭和2)年5月24日~6月10日

岸田劉生

分量:約58
書き出し:おもいで(一)私は明治二十四年に銀座の二丁目十一番地、丁度今の服部時計店のところで生れて、鉄道馬車の鈴の音を聞きながら、青年時代までそこで育って来た。だから銀座のうつりかわりは割合にずっと見て来ている訳であるが、しかし正確なことはもとよりわからない。が、「煉瓦《れんが》」と呼ばれた、東京唯一の歩道時代からのいろ/\のうつりかわりにはまた語るべきことも多い様である。いろいろの思い出やら、変り行く世の...
更新日: 2019/11/06
19双之川喜41さんの感想

 銀座の ライオンで 高村光太郎を 見かけたと言う。 街角が 芸術家を 育んだように 感じる。 毛斷孃は モダンガールの ことだそうで 懐かしがる人は 既に 鬼籍に 入ったであろう。