雙喜 食道癌で 亡くなった 芥川の 叔父さんは 大溝(おおどぶ)で 大小の 脇差しを 腰に付け どぶ川に 向かって しゃがんで 釣り糸を 垂れていたときに さや当てを 仕掛けてきた 男が 通り掛かったので 呼び止めようとして 肩越しに 振り返ったら 大男だったので 見なかった ふりをした。それは 朱鞘の 刀を 腰に 差した 身の丈 抜群の 侍 だった。その頃 誰にも 恐れられていた 新撰組の 一員で あったという。芥川の 生きていた 頃は まだまだ 時代か゛かった 武ばった頃と 感じた。06:19