「心理的と個性的」の感想
心理的と個性的
しんりてきとこせいてき

中原中也

分量:約16
書き出し:裕福な家庭の、特に才能があるといふ程でもない青年が、「文学でもやつてみるか」といつた調子で、文学志望を抱いたとする。四年五年と経つても、いつかう何も書けさうもない。「書いてゐる奴等はいつたい、いかなれば書けるのであらう?」とやがてだんだん愚痴になる。おのづと「書いてゐる奴等」のアラを探しだす。「アラだらけだ!」と彼は思ふ、「あんなにアラがあるから、あのアラが契機となつて、却て奴等は仕事が出来るので...
更新日: 2015/11/23
99911a78259aさんの感想

民族における論理性にとって、心理派こそ敵。