「日本文化と科学的思想」の感想
日本文化と科学的思想
にほんぶんかとかがくてきしそう

石原純

分量:約10
書き出し:種々の学術の中で科学、特に数学や自然科学は純粋に客観的なものであり、したがって最も国際的なものとして考えられてきたのはほとんど当然と見なされていたにもかかわらず、ひとたびドイツにおいてナチス政治がはじめられるにおよんで、その強烈な国粋主義の実現とともに、ユダヤ思想の排撃が行われ、ついに科学の民族性の主張が叫ばれ、ドイツ数学やドイツ物理学のごときが強調せられるに至ったのは、世界における一つの驚くべき...
更新日: 2016/08/05
芦屋のまーちゃんさんの感想

日本も今や科学大国と言えるでしょう。 確かに、江戸時代と科学は結びつかない。ニュートンどころか、紀元前にもピタゴラスのような数字者が古代ギリシヤに存在したことは驚愕である。 日本が科学大国にようやくなれた理由は西洋からの文化や思想の流入を素直に認め、日本独自の思想にアレンジするスキルが本来的に備わっていたからだと思う。決して、中国のようなパクり(模倣)文化ではない。 別に日本で本場のイタリア料理を食べる必要はなく、イタリア風日本料理で結構なのだ!むしろ、本場より上手い料理を出す店だってあるはずだ。 タイトルの「日本文化」と「科学的思想」は、決して対義語ではない。 日本VS西洋ではない。 日本人は科学を受け入れたのだ! ただ、そのままではない。 日本文化=科学的思想でもない。 アレンジ能力が中国とは違う。 科学的思想風日本文化。 ポケモンGOが証明してる。 元のキャラクターはMade in JAPANだ! 日本がアレンジされたとも言える。